らくごほうろうき

立川談春 独演会 2009年11月5日 サンパール荒川

談春、高座25周年記念。先般の戸田に続いて東京で、ということで平日木曜夜、愚妻と共に、何十年ぶりかに乗る都電荒川線に揺られて荒川区役所前へ。ちりんちりん〜。


開演前に、談春お気に入りのさだまさしの曲が流れ、いつもと雰囲気違うかなあと思っているうち、19時に開演。

おなじみの「鞍馬」に乗って、談春登場。


ここでも、普段は舞台むかって左袖から登場、というのが多いのだが、今日は右袖から登場。まあ、会場の立て付けかしらねえ。

さて、枕。

「オレを知ってほしい」という20周年、そして「あたしのやっている落語ってこういうもんですよ」という今回の25周年。

昨今の落語ブームだけではなく、師匠から弟子へと受け継がれる落語、というものを感慨を込めて語る。

そこから、先般亡くなった円楽師匠の逸話へと。「笑点」のおじさんではなく、大きな大きな師匠だったんだなあ。生で見る機会は作れなかった、残念。

また、「他の一問、大師匠の話だから、こんな風に語れるけど、身内だと変に冷静になるのかも」とも。談春の心の中を想像してしまう。闘病中の談志、そして、先般亡くなった文都師匠への思い。。


で、ずっと気になっていたのだが、舞台左袖の緞帳が、ず〜っと揺れている。空調の関係?それとも??

もう枕とも言えない30分ほどの時間が経つころ、談春も揺れる緞帳に気づき、「おいおい、(故人の思い出話ばかりしてたもんで)、出てきちゃったかな」と。

さて、一席目。遊び人の若旦那が親の目を盗んで吉原通い。父親への言い訳と、番頭へのカネの無心。「よかちょろ」。この話、始めて聞きました。若旦那、似合うよなあ。


仲入りのあと。

「二葉亭四迷が、"I love you" を、 あなたとならば死んでもいい と訳したとか」という前振りから入って、ご存知「紺屋高尾」。

このブログだけでも、談春の「紺屋高尾」は3回目の登場。いわゆる十八番、おはこですね。

まじめな染物職人 久蔵が花魁道中で目にした最高位の花魁、高尾太夫に一目ぼれして、というおなじみの話。


一途に思い続ける久蔵。最初はあきれながら、でも久蔵を懸命に応援する親方や周りのみんな。

久蔵の思いに応えた高尾。単に純愛物語ではない奥の深さ。

そして、久蔵の高尾への思いの一言。

「言えないまま終わるのは、嫌なんです。逢えないまま終わるのは、嫌なんです。伝えないまな終わるのは、嫌なんです。あとで後悔したくないんです」

水を打ったような会場。ハンカチで目を押さえる観客。恋の話だけじゃないんです。人の生き方の話です。

枕で語った円楽師匠、そして語りきれなかった文都師匠。人と人の縁(えにし)の話です。



いつか談春は、言っていました。

「志らくさんは、時々、役に入りきっちゃうことがあるって言うんですが、アタシは、頭のどっかに演者としての自分がいるんです」と


でも、今日の久蔵に、あの一言を言わせた瞬間、談春=久蔵だったのでしゃないか。


今日の「紺屋高尾」。魔法がかかったような特別の一席となりました。




posted by 三つ葉 at 09:30 | Comment(1) | 立川談春

立川談春 独演会 2009年10月17日(土) 戸田市民文化会館

談春、高座25周年記念と銘打っての故郷凱旋。ということで、秋の埼京線に揺られて、愚妻とともに訪れる。

おお、戸田市民文化会館、大きいのですね。枕のなかでもありましたが、1200人収容で満員御礼。

さてさて、出囃子が「鞍馬」と違うかな、と思っているうち、談春登場。

今日は、前座話(つうか、「子ほめ」)から、さらにニ席ということで、都合三席をたっぷし。


この地、戸田から佐々木少年(つうか、談春)は、17歳にして高校中退、そして始発のバスに揺られて大泉学園の松岡さん(つうか、談志)のお宅に行き、弟子入り。というのが25年前。

扇家勝丸の大神楽を間に挟んで、

二席目は、怪談話。「牡丹灯篭 お札はがし」。

仲入りの後、

三席目は、「明烏」。


いやあ、たっぷり楽しみました。


途中、談春も話していたが、20周年の時(池袋?)には、「談春を知ってくれ、俺を覚えてくれ」とばかりの剛速球。

今回は、「同級生のみんな、恩師の皆さん、ボクが25年やってきた落語って、こういうものなんですよ」という独演会。

談春、故郷に錦を飾る。

あとで、調べてみると、

「子ほめ」、上方では三代目桂春團治のおはこ。

「牡丹灯篭」は、むろん、三遊亭圓朝。さらには、「お札はがし」として演じたのが、六代目三遊亭圓生。

「明烏」は、黒門町の師匠、八代目桂文楽の十八番。

「こういうのが好きで、25年やってきたんですよ」ということか。素敵な独演会でした。


帰路、愚妻と新宿で生ビールに冷酒。
posted by 三つ葉 at 12:52 | Comment(0) | 立川談春

高田文夫の部屋 第三夜 2009年7月15日(水)青山スパイラル

好きだねえ。二日続けて、高田文夫の部屋。いそいそと青山スパイラルへ。

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さて、今夜も志ららのマエセツのあと、漫才から。


今夜は、サンドウィッチマン。

「結婚、おめでとー!」と客席からのかけ声に応えた後、なんだか会場全体が身内的な、いい意味で気の抜けたフリートーク。知らぬ間にエンジンがかかってきて、ショートコント連発へ。

昨日のナイツが、尺のなかに比較的きっちり長いネタを仕込んでいるのに対して、ショートコントを畳み掛けるという、言ってみれば現代・テレビ向きの芸なのかなあ。
さすが、2007年M1優勝者ですねえ。


続いて、トークショー。今日のゲストは、徳光和夫氏。

いやあ、面白かった。恐ろしい話芸です。

あれやこれやの話の途中から、ミスターこと長島茂雄氏のエピソード集を、高田先生−徳光氏、披露合戦が始まります。


いわく。
立教大学の卒業単位が足りなかったミスター。英語の追試試験を受けることに。
教授のほうも、ジャイアンツ入りが決まっている長島青年を卒業させないわけにいかず、とにかく簡単な問題を、ということで。

I live in Tokyo.を過去形に直しなさい、と出題。長島青年、20分間、考えに考えた末に出した回答が、、、

I live in Edo.

会場、ひっくりかえりました。ミスターがすごいのか、文夫−和夫の話芸がすごいのか。。。


さてさて、仲入り後に登場、志の輔。

冒頭の枕が、時事ネタとして選挙の話。選挙速報が楽しみという話から、統計学の話になって、本編へ。

「千両蜜柑」

あれやこれやあって、真夏に蜜柑を探す羽目になった番頭さん。

(すいません、かなり、はしょってます。)

なんとか蜜柑問屋にたどり着いて、蔵の中から何とか一個だけ探して出して。

ここの部分で、統計学の枕が効いてくるというあたりが、さすがアニさんですなあ。

しかし、この噺、サゲがなあ。希少価値のあるものと対価としての金銭。そして、雇用者と労働者の労働対価としての金銭。深いんだけど、番頭が救われないんだよなあ。

なんて、いえいえ、今宵もいい夜でした。

今日も出演者全員で駄弁ってから解散。

スパイラル隣のカレーうどん屋で、愚妻とうどん。
posted by 三つ葉 at 10:55 | Comment(0) | 高田文夫

高田文夫の部屋 第ニ夜 2009年7月14日(火)青山スパイラル

「高田先生が、また始めちゃったよ」ということで、夏の夜に愚妻とともに青山スパイラルへ。

高田文夫の部屋。。。まったく、このシトときたら、20年前の「たけしのオールナイト」以来、尊敬すべきいい加減なオトナです。

さて、本日の出し物は。

冒頭、志らら(志らくの弟子にして、高田先生のかばん持ちとのこと)のマエセツのあと、トップバッターは、ナイツの漫才。


いいですねえ、ナイツ。関西系お笑い全盛の時代に、東京の演芸場の雰囲気でぼけまくりの漫才。

たけしつながりで言えば、名曲「浅草キッド」を思い出しました。

  同じ背広を初めて買って

   同じ形のチョウタイつくり
 
    同じクツまで買う金はなく

     いつも笑いのネタにした

      いつか売れると信じてた

       客が二人の演芸場で

  (ちなみにたけしの味のある歌もよいのですが、福山雅治のカバーもいいですね)



さて、話をスパイラルに戻して。



ナイツの漫才のあとは、文夫&イッセー尾形のトークショー。

一人芝居のイッセーさんが、トークショーにおよばれして、話できるのかしら、
なんて思っていたら、あにはからんやおもしろい。
天然のしゃべりに加え、ウクレレ演奏まであって、ほんわかした雰囲気でした。


仲入り後、談春登場。

今夜は、こっけいモノだろうなあって思っていら、どんぴしゃの「百川」。

田舎モノの百兵衛さんが、料亭百川に奉公に出て、独特のなまりでこんがらがって。。

「百川」に限らず、談春の田舎モノ、いいですねえ。恰幅のいい姿かたちが、かえって図体の大きな田舎モノの間の抜けた感じにぴったしで。

サゲの後は、出演者勢ぞろいで、だべりタイム。そして、「じゃあ、打ち上げ始めるから、みんな勝手に帰ってね」という高田先生の解散宣言にて幕となりました。

愚妻と、地元で生ビールと焼き鳥(つくね)。
posted by 三つ葉 at 10:50 | Comment(0) | 高田文夫

談春・喬太郎 二人会 よみうりホール 2009年6月7日(日)

談春、喬太郎の二人会!しかもヨミウリホール!ということで、万難排して愚妻と有楽町へ。

昼の12時、3時という変則二部構成のうち、3時の会。

二つ目の喬之進の開口一番という贅沢な出だしから、いよいよ二人会スタート。

喬之進の話の最後の最後で、バカな客が携帯鳴らすという珍事(?)をサワリに、
喬太郎の枕。昨今の落語ブーム、お笑いブームを引き合いに出して、かつての大学落研生活を
枕にもってきて、本題。自作落語の「すみれ荘201号」。

喬太郎の自作落語は何度か聞いたが、この噺は初めて。でも、この噺、有名なんですね。
CDにもなっているとか。ショウタの「チャッピー」同様、喬太郎の「すみれ荘」を
知らずして、落語ファンというなかれ、といったらオーバーでしょうが。。

落研に入っていることが隠れキリシタンのような80年代。地方出身の女子大生が、
同棲中のオトコを落研と見破って。。

いやあ、笑いました。やっぱ、こういったドッカンってくる笑いは新作・自作・創作の
強みなんだろうなあ。

途中、市馬顔負けに喬太郎の歌。しかもこれも自作。タイトルが「東京ホテトル音頭」。
さらにはアンサーソングで「大江戸ホテトル小唄」。いやあ、笑いました、参りました。

仲入りはさんで、談春登場。こちらは枕もあっさりで、いきなり「厩火事」。

古典の名調子。文字通りの「髪結いの亭主」をめぐるカミサンのヤキモチ。「了見」という
言葉の美しさ。もちろん、スラップスティック的な笑いも満載で、これも大笑い。

で、サゲで「お前が怪我でもしたら、俺は明日ッから遊んでて酒が飲めねえ」ときて拍手。

と思いきや、談春、そのまま噺を続けて、

「ってな落語をかたった女子大生の婚約者。落語が下手で、、、ご存知『すみれ荘201号(下)』でございました」

ってやったもんだから、もう場内大爆笑&割れんばかりの拍手!!

緞帳下がっても拍手が続き、緞帳が再びあがって(カーテンコール!)、談春と私服姿の
喬太郎が並んで挨拶。

いやあ、これぞ二人会ってものを見せてもらいました。


おもしろかったなあ。愚妻と有楽町で生ビール飲んで帰宅。
タグ:落語
posted by 三つ葉 at 20:03 | Comment(0) | 立川談春

立川談志独演会 よみうりホール 2009年4月18日(土)

談志が帰ってきたとよ、ということで愚妻とともに、よみうりホールへ。

開演時間を若干すぎて、18時40分、おなじみの出囃子に乗って談志登場!
「待ってました!」の掛け声とともに、万雷の拍手。

んで、扇子を置いて深々とお辞儀、そして横にぶっ倒れると、それだけで笑い。
いやあ、何は無くとも立川談志、である。

最近の体調、精神状態の話、独自の芸論、そして盛りだくさんのジョーク集。
そして「二人旅」。「今年いっぱいだよ」なんて自虐的な発言はあるにせよ、いえいえまだまだ笑わせて、泣かせていただきます。

さて、中入り後は、落語のイリュージョン、ナンセンスについての前振りのあと、「粗忽長屋」。いやあ、絶好調なんですよ、これが。このナンセンスな感じ、こういうのが談志の魅力なんだなあ、と再認識。途中、「このナンセンスな感じが、演者の頭の中で反乱を起こす。その例が桂枝雀だったんじゃ」というあたりは、さらりとした発言なんだけど、怖さもあり。。

20時半まで「たっぷり」の後、降りてきた緞帳をもう一度あげて、ジョークを追加。

いやあ、ほんとにたっぷりだったね、と愚妻と話して新橋に流れて生ビールと焼き鳥にせいろを一枚。
posted by 三つ葉 at 16:20 | Comment(0) | 立川談志

立川談春 六本木アートナイト

六本木の街が、3月28日の日没から29日の夜明けまで、アートの街になるとかで。

そのプログラムのひとつとして、東京ミッドタウンで、立川談春が一席というので、愚妻とともにお出かけ。まあ、始まるまでのアレコレは、最後に、ということで。


さて、デンデケというテクノ音楽の後に、改めてお馴染みの出囃子が流れて、談春登場。
東京ミッドタウンのガレリアとかいうオシャレな空間の中で照明も落として、大きな窓の外にはゆらゆら揺れる光る風船。いつものホールとは異なった雰囲気。

で、今日の演目は、「死神」。

そうだねえ、この空間にはぴったりかも。以前、この演目は、赤坂のまっくら落語会でやってましたが、暗闇という演出にはあいますね。

さて、生死の境にいる病人から、死神払いを行う主人公。ある呪文を口にすると死神が消えるという。

その呪文。前回の赤坂では「離婚会見で金屏風」、そうです、小朝と泰葉を軽くいじってましたが、今回は「アートナイト。深夜の落語ってどーなのよ」でした。

笑いはほぼこの一箇所で、全編、ぞわりとした雰囲気。そして、揺れるろうそくが、人の寿命を表すというくだりでは、窓の外の光る風船がゆらりと揺れて。。。なかなか雰囲気のある談春なのでした。

ミッドナイトの落語ということで、終わったのが深夜2時。六本木で愚妻とラーメン食ってタクシーで帰宅。

さて、冒頭の始まるまでのアレコレ。夜の23時に行ったはいいが、入場まで時間はかかるは、並んだ順に入れるわけでなくグズグズになるは。六本木だろうが、アートだろうが、ここらへん滅茶苦茶でいいという法はないだろう。頼むよ、主催者。
posted by 三つ葉 at 10:55 | Comment(0) | 立川談春

立川談志・談春 親子会 IN 歌舞伎座

談志・談春の親子会。2008年6月28日。どーしてもチケットが取れず、泣く泣くあきらめましたあの会がDVDになりました。

ということで、トーゼンながら購入。愚妻とじっくり観賞。

本編は、当然ながら文句なく楽しめます。カメラワークも落ち着いていて、ああ、落語をテレビで見るというのもいいもんだよなあ。昔々のように、テレビでもっと落語やってくんないかなあと思った次第。

で、ディスク2には、6月28日当日のドキュメンタリー。いやあ、こういっては何ですが、こっちも本編に負けず劣らず面白い。特に開演直前の空白10数分。面白いなあ。舞台袖まで来ておいて、花緑に「お前の本名、なんて読むんだ」と聞く家元には、DVDでありながらひっくりかえってしまいました。

これ、マストバイです。是非、観賞してください。「伝承というドキュメント」の副題、まさにその通り、です。


PS.暮れの大阪、談春独演会もいけませんでした。。。こっちもDVDになんないかな〜。

posted by 三つ葉 at 21:40 | Comment(0) | 落語のCD・DVD

三人集(市馬・談春・三三) よみうりホール 2008年12月27日

いよいよ、今年の聞き納めということにて、よみうりホールに愚妻と出掛ける。
柳亭市馬、立川談春、柳家三三の三人集。17時半、幕が開いて、三人の口上。

背景には、大きな松の緞帳(?)がかかっており、赤い舞台。いやあ、三人三様でしかも男っぷりがいいなあ、いずれも。三三の司会で、口上。もう、この段階から笑い笑い。

さて、本編。

トップバッター、談春。(口上が長引いたためか)枕もなしに「除夜の雪」。と思いきや、噺に入ってから枕に戻ったりと、暮れのお楽しみ袋といった趣。

この噺は、初めて聞きました。冬の怪談噺の観もあって、笑いでどっかんどっかんというよりも人情、悲哀の噺ですね〜。除夜の夜のお寺さん。若い坊主が年末の仕事、除夜の鐘をつこうと準備していると、伏見屋の若女将が貸していた提灯を返しにきて。。
う〜ん、なかなか救いのない噺で、しかもちょっと背中がゾクゾクといった怪談(なのかな)でした。

さて、市馬登場。こちらも大晦日の話で「掛け取り2008」。いやあ、こちらは明るく大笑い。まあ平たくいえば、借金取りを追い返すって噺。
2008と銘打っているだけあって、後半は「松岡のだんな」まで出てきて、(つまりは談志の)モノマネまで飛び出す、そして市馬とくりゃ自慢のノド、「有楽町で逢いましょう」から「哀愁列車」まで。笑いとしては本日一番。

中入り後、三三。この人、初めて聞きます。最近評判です。
で、鼠小僧 蜆売り。間に談春をはさんで、上下たっぷりです。鼠小僧次郎吉の噺も初めて。もとは講談なのかなあ。

いやあ、うまいです。聞かせます。口上でも言ってましたが、年に600席やるっていうんですから、すごいです。タンカの切り方、決まり文句の感じ、江戸・古典っていいなあって思わせてくれます。ちくしょう、三三、追っかけたくなっちまったよ〜。


上下にはさまれての談春。こちらは大笑い。まぐろのさしむって。。

20時半に終わり、愚妻と今年の落語会を思い出しながらビールとフィッシュアンドチップス。今年もいい暮です。来年もよい年になりますように。
posted by 三つ葉 at 11:00 | Comment(0) | 立川談春

談春独演会 ヨミウリホール 平成20年(2008年) 12月17日

毎年恒例のヨミウリホール。といいつつ、今年は家元ではなく、談春。
今年も、両親と愚妻と小生4人でホールへ。

で、僕は、会社のあほみたいな会議が押して、ホールについたのが7時過ぎ。
2階席のドアを開けると何故か関西弁が。。え、談春は?と思って舞台を見ると、なんと月亭可朝。お〜!いきなりのけぞってしまった。噺の途中からであったが、ストーカー事件のこと、大爆笑。その後、談春も出てきて、バクチ話ざんまい。いやあ、これも噺家のひとつの姿なのだなあと実感。

で、中入り。両親と愚妻に聞いたところ、スペシャルゲストということで、可朝が来たとのこと。た、たしかにスペシャルではあるが。。

さてさて、談春。「文七元結」。いやあ、感動。なんか凄みすらあった。う〜ん、何か書いても足りない足りない。そうだなあ、数年後、あの日の談春の文七元結を聞いたってことが自慢になるくらいの夜であった。

談春の三本締めで幕。

両親、愚妻と4人で居酒屋。生ビールと焼酎。さんざん飲んで締めにソース焼そばとおにぎり。父に、「おにぎりの具、何がいい?」と聞いたら、聞こえてなくて何を勘違いしたんだか、「具?そりゃキャベツだろ」って、あんたソース焼そばの具じゃないよ、おにぎりの具だよ。そもそも焼そばの具なんて聞くか、普通。と4人で大笑い。

オヤジ、オレ、あんたの子供で幸せですよ、そして毎年、年末にこうして4人で落語を聴けて酒飲めるとは僥倖ですよ。
posted by 三つ葉 at 15:23 | Comment(0) | 立川談春